「新築なのに、防カビ?」
そう感じる方も少なくありません。

しかし、新築マンションにおいても、
入居前に防カビ施工を検討・依頼する方が一定数いることが、
マンション販売会社へのヒアリング事例から分かっています。

新しい住まいであっても、
実はカビが発生しやすい条件が、最初からそろっている場合があるためです。


マンションに多い、カビが出やすい理由

マンションには、構造や暮らし方の特性上、
カビが発生しやすい条件が重なりやすい傾向があります。

マンション特有の環境

コンクリート構造
湿気をため込みやすく、外へ逃げにくい性質があります。

木材下地+クロス・新建材
施工に使われる素材の中には、
カビの栄養源になりやすいものも含まれています。

密閉時間が長い暮らし
防犯性・断熱性を重視するため、
窓や扉を閉め切って過ごす時間が長くなりがちです。


その結果、起こりやすいこと

これらの条件が重なることで、
マンションの室内では次のような状態が起こりやすくなります。

  • 湿気や結露が発生しやすい
  • 新建材や生活由来のにおいが残りやすい
  • カビ・ダニなどの微生物が増えやすい環境になる

こうした環境は、特別なケースではなく、
マンションでは決して珍しいものではありません。


だからこそ「発生前」に整える

カビ屋が大切にしているのは、
問題が目に見えてから慌てて対処することではありません。

住まいの特性を踏まえ、
カビが発生しにくい環境を、あらかじめ整えておくこと。

それにより、

  • 日常の掃除負担を減らす
  • 住まいへのダメージを抑える
  • 快適な室内環境を保ちやすくする

といった、暮らし全体へのメリットにつながります。

防カビ施工は、
住まいを「きれいにする」ためだけのものではなく、
これからの暮らしを守るための備えでもあります。

このコラムが、
新築・中古を問わず、
住まいの環境を見直すきっかけになれば幸いです。